ニキビ肌について③
ニキビは、さまざまな要因で引き起こされます。生活習慣、ストレス、間違ったスキンケア、紫外線から受けるダメージ、便秘など。
ニキビの直接的な原因となる毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌はホルモンの分泌とも密接に関係しています。
~原因その5~紫外線
●紫外線によって、皮膚内部を守るために角質層が厚くなります。そして、毛穴の周りの角質が厚くなり毛穴を防ぐ原因に。毛穴がふさがると、毛穴の中でアクネ菌が繁殖しやすい環境になり、ニキビが悪化したりニキビができてしまったりします。
●紫外線を浴びると、アクネ菌によって生産されるポルフィリンという物質が大量の活性酸素を発生させます。活性酸素は毛穴の中の皮脂を酸化させ炎症を引き起こす過酸化脂質をつくり、炎症ニキビの原因に。
●メラニン色素が増加し、ニキビ跡の原因に。
~原因その6~ホルモンバランス
●生理前は、ホルモンバランスが乱れニキビができる原因に。女性ホルモンには『エストロゲン』と『プロゲステロン』があります。エストロゲンは、肌のヒアルロン酸やコラーゲンをつくる《美肌ホルモン》といわれています。プロゲステロンは、男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂の過剰分泌や角質肥厚による毛穴の詰まり、その為に皮脂が排泄されずにニキビが発生。
●生理周期は、排卵前はエストロゲンの分泌が抑えられ肌トラブルが起きやすく、排卵の後はプロゲステロンが増えてニキビができやすくなります。
~原因その7~便秘
●便が腸内に長時間滞在すると、腸内環境が悪化し悪玉菌が増えます。増えた悪玉菌は有害物質を発生させ、腸の毛細血管から全身に流れます。有害物質は肌表面を刺激しながらターンオーバーをにも影響を及ぼしニキビを発生させてしまいます。
ニキビは、早めに対処することが大切です。さらに、ニキビのできにくい肌作りもとても大切です。
生活習慣を見直し、正しいスキンケアを行っていきましょう。
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